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座卓 → テーブル への リメイク

 

 

ak-designホームページに

お問い合わせくださったお客様です。

 

座卓 → テーブルへ、リメイクをしました。

 

 

P1000203 - コピー

after:テーブル(チェアに座るタイプ)

 

 

 

P1450473 - コピー

before:座卓(床に座るタイプ)

 

 

 

実物を拝見したところ、

皮つきの1枚板の、立派な天板でした。

 

 

「天板はそのままに、脚を変更して、

今後はチェアと共に、テーブルとして使いたい」

 

「天板のザラつきも気になるので、

キレイに塗装し直して欲しい」

 

とのご希望です。

 

 

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座卓を、工房に引き上げてきて、

まずは色々と観察をしました。

 

 

自分達が製作した家具ではない為、

色々なことが分からないので、

まずは観察して、状態を探ります。

 

 

 ① 

脚がどのように固定されているか分からない。

(脚を外すことに、時間がかかるかもしれない)

 

 

 ② 

天板には 使い込まれた汚れの他、

割れを補修した部分の 劣化が見られる。

 

 

 ③ 

樹種はニレ???

現状オレンジ系ブラウンの色。

(この色が 着色塗装なのか クリア塗装なのかは、分からない)

 

 

P1450562 - コピー

 

 

 

脚は、木工用ボンドで接着してあったようです。

特に困ることもなく、外すことが出来ました。

 

 

P1450483 - コピー

 

 

汚れ・ざらつきのある天板は、

サンダーを使って削ります。

 

 

粗い粒子の紙やすりで 一通り削った後、

細かい粒子の紙やすりや、手作業により、

滑らかな手触りになるまで磨きます。

 

 

(スマホでご覧になる場合は、全画面表示にして下さい)

 

 

皮の部分は、必要以上に削らないようにして、

表情が残るように努めました。

 

 

P1450643

 

 

 

割れのある部分には、パテを埋めて補修をしますが、

今回は市販のパテを使いませんでした。

 

 

天板にサンダーをかけた際に木粉が出るのですが、

これと木工用ボンドを混ぜることで、パテを作りました。

(当工房では、これを「自作パテ」と呼んでいます )

 

 

(スマホでご覧になる場合は、全画面表示にして下さい)

 

 

今回、天板は再利用ですが、

脚は新たな材で作ります。

 

 

天板の樹種は、ニレかな~???

いずれにしても、当工房では在庫が無い樹種なので、

ホワイトアッシュで代用しました。

 

 

ただ、このホワイトアッシュはかなり白っぽく

天板との明度差が大きかったので、

天板はクリア塗装、脚は着色塗装をすることで、

色合わせをしました。

 

 

P1450586 - コピー - コピー

 

天板の色に対して、脚が白すぎたので、

 

脚には敢えて強めの色を塗装しました。

 

P1450589 - コピー

 

 

納品時、お客様には

色合わせをさせてもらった旨も説明しましたが、

 

「脚の色に、全く違和感が無いですね」

 

「デザインも、ピッタリで、

まるで、今までもずっと使って来たかのように思えて来ます」

 

とのご感想を頂けました。

 

 

P1450648 - コピー

 

 

ak-designのダイニングチェアと共に

撮影させて頂きました。

 

 

グリーンの庭と、

レッド系の座面ファブリックが

お互いを引き立てあって、

気持ち良い眺めの空間となりました。

 

 

 

P1450640 - コピー

 

 

 

今回のリメイク~納品までの様子を動画にまとめ、

YouTubeに投稿しました。

 

(お客様には許可を頂いています)

 

スマホで再生する場合は、こちらからご覧ください。

 

 

 

 

 

 

関連ブログ記事

 

テーブルリメイクにおける 天板と脚の色合わせ

 

 

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