ak-designホームページに
お問い合わせくださったお客様です。
天竜桧を使った応接セットを
設計・製造しました。
センターテーブルが1台、
1人掛けソファが2台、
3人掛けソファが1台の組み合わせです。
ご依頼くださった方は とても御多忙で、
事務所で仮眠をとることもあるそうなので、
「3人掛けソファを、ベッドとしても使えるようにしたい」
とのご希望でした。
そこで、3人掛けソファに関しては、
ベッドとして使う際には、背のクッションを外し、
ソファの片肘を 簡単にパタンと倒せる設計をしました。
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肘の部分を水平に倒したら、
肘掛けクッションを並べることが出来ます。
長身のご依頼主さんでも、
足を伸ばして、横になって頂けます。
ソファベッドは、背を倒すタイプ等もありますが、
こちらの事務所の 限られたスペース内での
動線・通路の確保を考慮すると、
今回は必然的に、肘を倒すタイプに決まりました。
このタイプの場合、
幅はシングルベッドよりも小さくなってしまいますが、
ご希望通り硬めのマットレス(=座面クッション)もご用意できたので、
少しでも快適な仮眠のお役に立てたら嬉しいです。
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仮眠の際に使う、
ベッドパッドやブランケットも収納できるよう、
ソファ下には、キャスター付きの収納ボックスを収めています。
テーブルや1人掛けソファの下にも、
同じく収納ボックスを作ってあります。
書類や本を 沢山お持ちの方でしたので、
収納が増えたことを、とても喜んでいただけました。
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天竜桧のご指定に加え、
クッションのファブリックもこだわりのご指定で、
明るい桧の本体と
ナチュラルな生成りのクッションとで、
納品の時点では 全体的にライトな印象でしたが、
桧はこれから
紫外線による経年変化により、
だんだんと、色に深みが増します。
後々は、桧と帆布の 色のコントラストを
よりお楽しみいただけると思います。
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今回のご依頼主さんは・・・
衆議院議員 環境副大臣 である 城内実さんです。
この応接セットは、
衆議院第二議員会館の、城内さんの事務所に
納品させて頂きました。
「メルセデスベンツのシートのようだ」と
感想をお聞かせくださいました (^^♪
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こちらの事務所には、既に、
天竜桧を使った会議用テーブル&椅子などがありましたので、
今回の応接セットのデザインは、
既存の家具に調和しながら
桧の美しさが活きるようなご提案をしました。
これまでの家具製造では、
堅木を使うことが多かった私達ですが、
今回のご依頼を通じて、
地元産である天竜桧の素晴らしさにも触れさせて頂きました。
城内さんが、私達が住む静岡県第7選挙区の議員さんということで、
このようなご縁を頂くことが出来ました。
2020年7月、
新型コロナウィルスが落ち着かない時期の納品であり、
また、家具の調整道具を持参したかった理由もあって、
今回は、新幹線ではなく、車で伺いました。
納品が無事に終わって
霞が関インターに向かう時、
国会議事堂の画像を撮ろうと
“おのぼりさん” が 必死にカメラを向けた
記念の1枚です(笑)
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官僚として働く方々の様子を 少し拝見出来たことも、
とても貴重な機会となりました。