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テーブルリメイクにおける 天板と脚の色合わせ

 

 

テーブルリメイクのご依頼を頂き、

無事に納品を済ませました。

 

 

WORKS記事はこちらです。

 

 

「座卓として使っていた物なんだけど、

天板はそのままに、脚を変更して、

今後はチェアと共に、テーブルとして使いたい」

とのご依頼でした。

 

 

 

 

P1000203 - コピー

 

 

 

 

今回、ひとつ問題になったのは

天板と脚の色合わせです。

 

 

 

【天板】

今までと同じ材を、塗装し直して利用する。

樹種はニレ?

オレンジ寄りの色をしている。

長年の利用で、紫外線による日焼けの影響も受けて

この色になっているはず。

 

 

 

【脚】

ホワイトアッシュの新品。

(当工房ではニレの在庫を持っていない為、代用樹種として)

しかも、今回のホワイトアッシュの色は、

明度が高く、白っぽい。

 

 

 

このように、

条件が違う物同士を組み合わせて

ひとつのテーブルに仕上げる必要がありました。

 

 

 

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お打合せの途中で、

お客様とのご相談により、

天板の再塗装は、クリアオイル仕上げになりました。

 

 

ホワイトアッシュの脚に関しては、

『オスモカラーの調色により、ちょうど良いブラウンを作り、

天板と色合わせをする』

という方針が決まりました。

 

 

サンプルを作ってみました。

 

 

P1450524 - コピー

左:これまで使って来た座卓の脚     右:ホワイトアッシュをオスモカラーで塗装

 

 

色をだいぶ近づけることができ、

本番の脚も、このように塗装をしました。

 

 

P1450589 - コピー

 

 

ホワイトアッシュの 無塗装色と比較すると、

明度を低く&彩度を高くした塗料です。

 

 

P1450648 - コピー

 

 

天板と脚の色、

違和感なく仕上げることが出来ました。

 

 

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着色塗装の家具においては、

「一部修復するだけだから、必要な塗料の量は、ほんの少しだけ」

「必要な塗料の色は、この色とこの色の中間くらい」

というケースも多々あります。

 

 

 

このようなケースに応じられるように、

塗料メーカーさんは、

カラーバリエーション豊かに

ラインナップを整えてくださっていますが、

 

私達は “塗装屋さん” ではないので、

沢山の塗料の在庫を抱えることも難しい状況です。

 

 

 

そんな時、カラーの学びを活かして、

このシリーズの中から、

 

三原色(レッド・イエロー・ブルー)

無彩色(黒色・白色)

 

を在庫として持ち、

必要な量だけを調色しています。

 

 

 

osmo

https://osmo-edel.jp/osmocolor_lineup/osmocolorwoodwaxopaque/

オスモカラー オンラインストアのページより、画像抜粋させて頂きました。

 

 

 

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