インテリアコーディネーターさんより、
ご自宅用のダイニングテーブルのご注文を頂きました。
「天板をヘリンボーン柄にしたい」とのご希望です。
詳しくお話を伺うと、
「ヘリンボーン柄をインテリアに取り入れたいけれど、
フローリングのような大きな面積ではなく、
ダイニングテーブル程度の面積で、アクセント的に取り入れたい」
とのこと。
ヘリンボーンは、模様の一種です。
herring bone = ニシンの骨
ヘリンボーンの柄が、
開きにした魚の骨に似ていることから、
この名前が付いています。
一般的な ヘリンボーン柄のテーブルは、
合板の上に 薄い木の角材を並べて、
四方を木の枠で囲う “框構造” になっています。
今回は、重量感を抑えて、
なるべくスッキリしたデザインにしてみようと思い、
框構造ではなく、別の作り方など色々検討して、
ナラの積層材を使って製作しました。
ナラ積層材が持つ、細かい模様の特徴を、
ヘリンボーンの細かい柄として 活かすことが出来ました。
ヘリンボーン柄は、
ヨーロッパの歴史的建造物等にも採用され、
格式高い雰囲気や重厚感がありますが、
今回のお客様のお宅は、
所々にヨーロッパテイストを取り入れつつも、
基本的には、スッキリとしたインテリアです。
テーブルエッジ部分の下部を
斜めに削り取る事で、軽さを出し、
インテリアにマッチするようにしました。
お手持ちの、それぞれの個性が光る4脚のチェアとも、
雰囲気が調和して、素敵でした。
ダイニングの先に、チラリと見える洗面室にも、
ヘリンボーンのタイルを小さな面積で採用。
お客様のセンスが、色んな場所に活かされたお宅でした。
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初めての試みで、
色々と試行錯誤しましたが、
お客様に大変喜んで頂くことが出来て、
私達の経験値も、ひとつUPしました !(^^)!
製作風景動画は、YouTubeにて公開しております。
スマホで再生する場合は、こちら からご覧ください。
こちらのお宅には、
以下の家具も納品させていただきました。
テレビボード
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